第45回葛飾会議。
今回はワークショップ体験スペシャルという事で、HUG(避難所運営ゲーム)とアクトプログラムの2本立て。
A面でまずは避難所の運営を体験するボードゲームを使ったワークショップからスタート!
実際に避難所が開設されたとしても、運営は行政ではなく、自分たちで行う必要があるという事を知っていましたか?
続々と来る被災者を限られた空間(学校に見立てたシート)の中で、その被災者の特性や状況を見立てて判断しながら、場所を作って誘導して行きます。
その間も刻々と状況は変わりますし、被災者以外の人たちもやって来ます。
また、救援物資が届いたり、ボランティア団体が到着したり、トラブルが起きたり。
2チームに分かれての体験だったのですが、どちらも最初は混乱。
みんなで役割を決めたり、なんとか試行錯誤が始まったタイミングで今回はショートバージョンなので終了。
今回のファシリテーターである佐藤純さんは現役の看護師として活躍し、実際に災害ボランティアとして各地の避難所を見て来ており、リアルな現場の様子なんかも教えて頂きました。
佐藤さんと、いつもは運営として葛飾会議を支えてくれている岩崎緑璃さんは【チームえまいま】として、このHUGを各地で開催しており、先日はPTA連合でもイベントとして実施したとの事。
本当に災害にあった時に必要なのは、地域の連携だと改めて感じました。
続くB面は20代前半の若手メンバーによるフレッシュな登壇。
演技をメインとしながらも、お芝居とコミュニケーションを融合した『ドラマケーション』や子供たち向けに展開している『アクトプログラム』を大人たちが体験するワークショップ。
ゲーム形式のワークを行いながら、コミュニケーションの楽しさや難しさを体験して行きます。
都立高校のキャリア教育の重要性をや企業研修でも採用されているようなワークなので、ロジックもしっかりあるのですが、その辺の説明もしつつ、最後はどうしたら地元葛飾でも展開して行けるかを参加者でブレインストーミング。
実はこの未来教育劇団ここたねメンバーは、既にこのワークショップを都心部や東京西部、柏市などで実践しているのですが、まだ葛飾では開催実績が無いという課題があり、これを葛飾会議にて登壇のテーマとしてくれました。
地域イベントに参加、路上ワークショップ、ワクチャレでの活用、商店会の役員にワークショップ、福祉施設でワークショップ、まいぷれさんに取材してもらう、葛飾FMに出る、などなど、すぐに実践できそうなものから繋がりでなんとかなりそうなものまで、たくさんのアイデアが飛び出しまし、『若い力、新しい力を応援する』という葛飾会議のテーマの一つが感じられる後半戦となりました。
終わった後の懇親会は立石の邦右衛門さん。
ここでも話は尽きませんでした。
次回は10月23日(水)に開催です。
場所は8月に参加してくれた近藤さんのお店121フィットネスさん。
亀有駅徒歩3分です!
詳細はイベントを立てますので、暫しお待ち下さい。
皆様のご参加をお待ちしております!